保育園最後のお迎え
冷静に
絶対に、泣かないぞ…
と強く思ったものの
と、同じ年長のママと遭遇
「あれ？○○(ウチの息子)くんってもしかして小学校一緒じゃないんですか？」
いまさら？最後の日に？
なんてやりとりしてるうちにウチの息子が私を見つけ、後ろからタックルばりのハグ
あ…！
迎えに行って私を見つけて走り寄ってきてのハグが
最後のハグがこんな形に…！
動揺してるうちに
「お母さん、ありがとうございます！」
と、担任の先生の声が
もうダメ
先生に声をかけられて
涙腺即時崩壊
昨夜息子が先生に渡そうと作ったハートの折り紙
朝イチで渡してくれたと話してくれた
情けない私は涙をたらしつつ
「はぃ…ぁりがどうございまず……」
お礼の言葉もボロボロ
担任の先生は2歳児から
副担任の先生は3歳児からずっと見守ってくれた
ことばや発音がおぼつかず、コロナ禍の中で個人面談してもらったこともあった
反省や落ち込むことが多かったような気もするが
最後には決まって
「でも素直でめんごちゃん(かわいい)ですから大丈夫！」
と言ってくれた
おそらく優等生タイプではないウチの息子
取り柄は
元気さと
人見知りしない愛嬌の良さ
小学校でもかわいがられるといいが…
いや、そんなこと今はまだ考えても仕方ない！
涙を流し続ける私に
年長の他の女の子が寄ってきて
「なんでないてるのー？」
…きっとあなたのパパも最後のお迎えの時、泣いちゃうと思うよ
名残惜しい
が
いつまでも滞在してるわけにもいかない
目に焼き付けるように園内を見渡し
息子は
最後のおトイレ
そして
担任の先生と2ショットで写真を取らせてもらった
本当に相談する相手もいないし
孤独だなぁ
誰もわかってくれない
わかるわけない
と思い込んでた
もちろんそれはそうなんだけど
でも
孤独ではない
心配してくれる人もいたり
こっちが名前も知らない先生なのに、息子をとても気にかけてくれてたり
アトピーで通院してる医院の看護師さんは、自分の息子も小学校6年間ことばの教室に通っていたとかで
よく私にも息子にも声をかけてくれる
そう気付けただけで問題は解決しなくても
少しだけ安心できる
いやはや
本当にこの保育園で良かった
年度途中の入園申し込みだったから
正直入れればどこでもよかった
園児の数が多いから空きがあるかなぁ
くらいの考えで
第3希望の保育園だった
保育園の名前も、場所も知らなかった
なのに
大当たりの保育園だった
本当にこの保育園が好きだったぞー！
保育園、先生たち、同じ年長のみんな
ありがとう！！
ウチの息子も
明日から小学生だーーー！！
さらば保育園！
いつまでも母は忘れない！！
